medialuna(メディアルナ)☆ACCESSORY WORKS 

medialuna0.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:未分類( 1 )


2009年 01月 27日

伊弉諾尊・伊弉册尊の祀られる山へ(その2)

こないだ(その1)を書いてからずいぶん時間が経ってしまいました。
実はカゼっぴきでした。
いつもは熱出ない風邪体質なのに39℃くらい出たと思います。
キツかったわー。皆様御自愛ください。


さて、三峯神社の続きですが、
そうそうお祓いを受けるところでしたよね。

お祓いなんて生まれて始めてのことですから勝手が分からず、
に社務所の受付の方に聞きまくってしまいました。

まずは受付で申し込み用紙に住所と名前を記載。
その後、受付の方にお祓いの内容をまるで病院の問診のようなカンジで、
「本日はどのような内容で・・・?」
と聞かれるわけですよ。

受付には「お祓いメニュー」的なシートが置いてあって、
「夫婦円満、商売繁盛」とか・・・。多分50種類はあったと思います。
いろいろメニューありすぎで悩んだんだけど、
私は「厄払い」「家内安全」に決定!

なかなか項目を決められなかったんだけど、
おウチの中がハッピーになって欲しかったんです。どうしても・・・。
通常、「家内安全」って言うのは家主のメニューらしいんだけど、
今住んでいるの家は私名義なんで良しとしました。


早速お祓いを受けるんですが、拝殿へ。
(メインの建物は拝殿の奥に「本殿」として別にあるそう)

その前に、水場があって「ここで手と口を清めてください」とあるので、
手を洗い、口をゆすぐ。神前でのマナー。

柄杓が置いてあったんだけど、標高1000メートル超えの気温のせいで
柄伝い水が流れるように氷が張り付いている。
こういうの寒さ、久しぶりに見ました。

宮司さんが拝殿へ促してくれて、中へ。
煌びやかな装飾のあるこの三峯神社拝殿は内部の装飾も
朱をメインカラーに極彩色に彩られている。

コレは拝殿ではなくてその前にあるデカイ鳥居。
拝殿もこんな雰囲気なんだけど、撮った写真がブレちゃいまして・・・。
e0160036_238422.jpg


半外(!)の拝殿前通路にあった温度計が「気温-2℃」という
とっても要らない情報をもたらしてくれたこともあって、
拝殿内の空気はなんとも厳かで、容赦なく背筋を伸ばさざるを得ない独特の雰囲気。

「これから皆様のお祓いを申し上げます」
宮司さんのお声とともにお祓いが始まった。

宮司さんの立居振舞は一つ一つに決まりがあるようで、歩くにしてもただ歩いていない。
手の置き方、礼の仕方、全てがいちいち美しい。
正装もキチンと綺麗に本物の着物。
これが伝統に則った日本古来の美なのかもしれない。

本殿内は正面に向かって右に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と思われる像、
左手に伊弉册尊(いざなみのみこと)があって、
宮司さんは右手の像の前に座りに向かって太鼓をリズムに合わせながら祝詞を挙げ始める。
この祝詞、「古事記」の頃に形成されて今まで受け継がれている言葉なのかと
推測したんだけれど、現代の日本語では聞き取れる箇所がほとんどない。

抑揚のある太鼓のリズムと併せて感覚を澄ませ集中すると、祝詞自体が高貴なものに聞こえてきて、
目を閉じると、とてつもなく大きな何かに包まれていくような気がしていった。

宮司さんが護摩にお祈りをささげ、やがて私たちは玉串を神前に捧げるように言われ、
ずっと正座していたのと、気温-2℃で血の通っていない脚を引きずりながら(笑)
よろよろしながら宮司さんに榊(多分ね)の枝を受け取り、神様の前へ。

「神様のまえでの作法なんて知らないよー!!!」
と思いながらも他にも一緒にお祓いを受けていた方が先に呼ばれたので、
その方のやり方を見よう見真似で榊の枝を神前へお供え。

実はあとで知ったんだけど、この榊の枝の受け取り方も順序があって
右手で枝の元を持ちながら、左手で支えるように受け取るんだって。
しかも、玉串の根元が自分がいる方向に向くように(葉先が神前に向かう)お供えするんだけど、
私、まるで反対に置いてしまいました・・・・。ごめんなさい神様、失礼しました・・・。

でもお祈りの深い気持ちは入れてたよ!
「一発入魂」くらいの気負いでした。(ちょっと違う?)

大体の儀式が終わり、宮司さんの終わりの言葉の中に
「今朝の本山、-8℃まで下がりました」という一言があって、
「帰り道路面凍結するからスリップ気をつけて」というお心使いだったんでしょうけれど、
この具体的な数字がまた余計なような気がしてなりませんでした。
ビビっちゃうじゃないですか!

そんなお話をありがたく頂戴しながら-2℃、(多分総時間30分ほど)の中、
神様や宮司さんに失礼かと思って上着のダウンジャケットを脱いでいたのが
限界に達してしまっていて、自力で震えが止められないの。
でも本殿を出るときになって足がきちんと動いてくれたので、
限界はまだ先にあったのかも知れないです。

帰りにお神酒をいただきました。
漢方ぽいというか、甘草(リコリス)の甘い味のするお酒でした。
それと、こんなお札(護摩)に「厄除け」「家内安全」と書いていただいて受け取って
「ご苦労様でした」
e0160036_1541720.jpg


初めての経験ということもあり
しかも、こんなに歴史のある大きな荘厳な神社でお祓いを受けるということが、
とても新鮮でご利益はありそうな気がした。

普段は無宗教で神様って自然信仰的なものを
ちょこっとだけ感じることくらいしかできないけれど、
大きな何かが存在していて、人はそういった何かに対して信仰がないと
心のバランスを崩してしまうんだと思った。

多分その大きななにかがみんなが言う「神様」なんだと思えた。


で、一緒につれてきたうちの愛犬ちゃんがお祓い中も「わうわう」と何かを訴えていて、
迷惑かなーとずっと思いながら受けてたんですよ。
帰りに社務所の方に「ウチの犬が吠えちゃってすみませんでした」と一言いうと、

「あなたさまの『お犬さま』でしたか」

・・・。
「お犬様!?」
さすが、この神社では神様のお使い・・・。ウチの駄犬も「様」扱いなんですね。
騒がしくしてどうもすみませんでした。

そんなお犬様のもよおしショット↓
e0160036_22595994.jpg



とても険しい山中の聖域の中、
あの寒さとあの凛とした空気はきっと忘れない。

生まれて初めての感覚を味わった、そんな貴重な一日でした。
[PR]

by medialuna-sisiutl | 2009-01-27 15:56